0か100か?な考え【1,500kcal8週目】
こんな本を図書館で借りてきた。
「美しくなりたければ食べなさい」
心療内科医・医学博士 姫野友美 著
女性としての魅力が輝くか、はたまた"くすんだ女"になるのかは、
「何を食べるか、どう食べるか」で決まる。
しかも「食べる」ことは、誰でも毎日くり返していること。
だからこそ、賢く、ハッピーに、簡単に、ガマンせず、そして美しさも、ダイエットも、アンチエイジングも叶えてしまいましょう!
というのが、この本のコンセプト。
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この本では、
基本的に「糖質オフ」を奨めています。
「糖質」過多になると、
余った糖が体内のたんぱく質と結びついて体温で温められ、
細胞が茶色く焦げたようになる「糖化」が起き、
細胞本来の機能が低下してしまうのだそう。
糖質の摂り過ぎは、
●肥満ホルモンと言われる、インスリンが勢いづく
●1gの糖質は3gの水を抱え込む「むくみの最大の敵」である
●骨からカルシウムを溶かす。
●たんぱく質不足になって、筋肉が減る。
などの理由から、
糖質の摂り過ぎは、美容と健康の大敵なので、今すぐ「糖質オフ」を始めましょう、と奨めています。
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ここで私の中でクエスチョン。
「糖質の摂り過ぎはダメ」と言う内容は同意できるけど、
摂り過ぎていなければいいのでは?
必要な量だけ摂っていれば、
何も「糖質オフ」までする必要はないんじゃないの?
という疑問です。
急激に血糖値がアップダウンするような、
1日の食事がお菓子、菓子パン、おにぎりなどの
「糖質オンリー」だった場合、
そんな食事内容は、普通に考えてもバランス悪いし、
毎日、糖質オンリーな食事を続けていたら、
身体をおかしくしても不思議はありません。
そんな極論を挙げて、
「だから、糖質は大敵!」ということで、
「糖質をオフしましょう!」は、極端だなぁと思ったのです。
こういう「ゼロか100か」思考に疑問を持ったから、
私は、ある特定の食品を
「これは食べたらダメ! 」
「これだけ特に食べて! 」
と、両極端に切り捨てたり、
反対に崇めたりする食事法に疲れたのでした。
。。。とか言いつつ、
『完全無欠ダイエット』をやってた自分もいます。
『完全無欠ダイエット』では、少量の炭水化物(糖質)は必要、とあるので、OKなのです。
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糖質オフを実行してみたい女性にとっては、
なぜ「糖質」がダメなのかが、
分かりやすく書いてあるし、
どんな食生活を送ればいいか具体的に挙げてあるので、
よいと思います。
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糖質を「摂り過ぎていない」場合、
つまり、
糖質も摂っているけど、
たんぱく質も脂質も、不足しない量をちゃんと摂っている場合も、
糖質は毒になるのでしょうか?
この疑問が、「糖質オフ」や「MEC食」を再び実践出来ない理由です。