目指せ美容体重50kg・・・そして美しい暮らしを目指したい

MEC食と糖質制限食に失敗し、ダイエットに悪戦苦闘、ときどきシンプルライフ

「食欲」のセンサーを磨く【1,500kcal1週目】

「あなたは半年前に食べたものでできている」

村人彩(食欲コンサルタント)著


f:id:kicokico:20160530174542j:image


ダイエットも5ヶ月目となると、

「◯◯だけ食べる!」とか、


「◯◯は食べるな!」という情報に


ホイホイと飛び付かなくはなってきてますが、

正直、

お疲れモードではあります。


私の場合、

この4ヶ月のうち2ヶ月は

MEC食を実践していて、

「肉と卵とチーズのみ」の食生活で、

たんぱく質と脂質まみれ、

カロリーオーバー気味で逆に太り、

その後の2ヶ月は、

カロリーの摂り過ぎに注意したり、

罪悪感抱かずに、糖質を摂れるようにしたり、

食欲のコントロールのため、食事回数を増やすなど、

ゆるゆるとMEC食で増えた分は元に戻しました。


紆余曲折あった4ヶ月で、

結果的にプラスマイナスゼロで、


4ヶ月かけて再び、


ダイエットのスタートラインに立ったわけです。



そんな「やれやれ感」な気持ちを癒すために

手に取ったのが、この本です。


ダイエットにこんなにも苦労するのは、

「食欲」のコントロールが難しいから。


そもそも、

本能である「食欲」を「コントロール」しようっていう考えが間違っているんでしょう。



・・・・・・・・・・・・・・・・・

●あなたは半年前に食べたものでできている


人間の細胞約60兆個は、平均すると半年くらいで全部がチェンジするのだそうです。

この細胞を作っているのは食べ物。

自分で食べたもの以外に、自分の体をつくる材料はない。

いま、体調が悪いとすると、

原因は半年前の食生活にある、といってよい。

これから先、心身ともに健康的な生活を送りたいなら、

いま、「食欲」のセンサーを正しいものに直さないといけない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

果たして、自分の食欲って、

正しいのかしら?と、

立ち止まるきっかけになりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●「本能」と「正しい食欲」は違うもの


悪い状態の時の「本能」は、

極端な感情を極端な刺激でつぶそうとする、間違ったものが多い。

例えば、甘いもの、ジャンクフード、お酒。。。

本能からくる「間違った食欲」で食べるものは、

半年後の自分を幸せにはしてくれない。

・・・・・・・・・・・・・・・

つい目先の「ご褒美感」を優先させて口にするもの。

「食べたい!」と思っても、

一度立ち止まって、将来の自分のことまで考えてみる必要があるなぁ、と思いました。

私の場合、甘いアイスカフェラテです。

・・・・・・・・・・・・・・・・


「間違った食欲」を手放せば、

体が本当に必要としているものを「食べたい」と思うようになる。

つまり、

食べたいものをガマンする必要がなくなる。

「正しい食欲」を手に入れることは、

好きなものを好きなように食べているだけで、

健康で太らない体を手に入れられるようになる。


・・・・・・・・・・・・・・・
著者は、

「正しい食欲」を取り戻すには、

運動が大事と説いています。

無性に「食べたい!」と思ったら、

身体を動かすべし。

運動をすることで、

もやもやな気持ちは消せるそう。


あ~、やっぱり運動は大事なんですね。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ダイエットを始める前に、

①添加物や刺激物、塩分・脂質を控えた食事を、

②きちんと食べて、

③寝不足と栄養不足を解消し、

④運動習慣で代謝のよい身体をつくれば、

⑤「間違った食欲」が起きる頻度は減り、

⑥そこでやっと、身体の欲求に従ったものを食べれば、

⑦それは、身体が本当に必要なものなので、

⑧食べても太ることはない。


といった感じでしょうか。


・・・・・・・・・・・・・・

体重を減らすことに躍起になるのではなく、

「間違った食欲」が起きないような、

健康な心と身体づくりに重きを起きましょう

ということですね。



「ダイエットしよう!」


と思うより、


「健康な身体づくりをしよう!」


と心がける方が、近道なのかもしれませんね。


・・・・・・・・・・・・・

ダイエット本というと、


「何をどう食べるか」についてクローズアップしたものが多いですが、

「何をどう食べたいか」という、


この「食べたい」=「食欲」について書かれているこの本は新鮮でした。


気持ちや考えを司る脳細胞も、

自分が食べたもので出来ているので、

「心さえも食べ物でできている」


というくだりに、ドキッとしました。